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山善、大阪本社に協働ロボ展示場

エンジニアリング機能を強化

 山善は125日、大阪本社本館(大阪市西区)の1階に協働ロボット専用のショールームをオープンした。コロナ禍で需要の高まる省人化・自動化ニーズに応えるため、まず3メーカーの協働ロボットを展示。デモンストレーションも行いないながら、具体的な活用方法を提案する。
 ショールームは、生産現場の省人化・自動化を提案する同社のFAEfactory automation and engineering)支社の主管で開設。130平方㍍の面積に5台の協働ロボットを展示し、FAE支社がエンドユーザーやSIerとの打ち合わせや商談に用いる。
 同社が昨年7月に正式に代理店契約を結んだ台湾の協働ロボットメーカーTECHMAN製の実機がネジ締めや冷蔵庫からペットボトルを取り出してテーブルに給仕するデモを行う(=写真)。またファナックの協働ロボットCR-XABBの双腕型協働ロボットYuMiも展示。山善は「様々な生産現場のワークに最適な協働ロボットをご提案できる。コロナ禍では『密』を回避する動きも加わり、需要はますます高まっている」とし、今年度はFAE支社に2人のエンジニアを採用。来年度もエンジニアを1人増員しエンジニアリング機能を強化する考え。TECHMANの女性専任営業チーム「テックウーマン」には今年度の新入社員も加え、増員している。

2021210日号掲載)