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大阪大東市発、産官学でモノづくり人材育成へ

企業連携事業の報告会開催

 産学官が手を取り合い、モノづくり人材の育成や地域活性化に向け動き出した
 城東工科高等学校(大阪府東大阪市)で28日、大東市の企業連携事業に参加した生徒たちによる、成果報告会が行われた。この連携事業は大東市と大東商工会議所、城東工科高校が次世代のモノづくり人材の育成を目的に行っているもので、今年で2年目を迎える。本年度は城東工科高等学校の生徒16名がグループに分かれて大東市内の企業9社を訪問し、各社の強みを探るとともに、企業の抱える課題をSDGs的な観点から分析。成果報告会では、「人手作業のロボット化による安全性の向上」や「製造工程における副産物の再利用」など、SDGsへの取組みにも通ずる様々な課題の解決策が生徒たちから発表された。
 発表を終えた生徒からは「これまで工業系の会社への就職はあまり考えていなかったが、考え直すきっかけになった」という声が挙がるなど、職業観を見直す良い機会になったようだ。大東市では他にも、市内企業の新入社員を対象とした合同入社式の開催や、共通の研修カリキュラムの立ち上げなど、人材確保・育成につながる様々な取組みを予定しているという。地域一丸で人材を育成しようという大東発の取組みは今後、ますます加速しそうだ。

2021225日号掲載)