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国盛化学、三次元対応のケーブルカバー

信号線やエアー線などを保護するケーブルチェーン

 国盛化学は、信号線やエアー線などを保護するケーブルチェーン「サイルベアシリーズ」から三次元方向対応のフレックスタイプを発売した。他社従来品に比べて4~5割安価に設定。産業用ロボットメーカーやシステムインテグレータに提案する。
 多軸仕様装置や多関節ロボットを想定して開発した。摩擦や粉塵などからケーブルを保護し、断線による稼働率低下を防止する。内部の背骨部分にナイロンの二色一体成形品を使用することで、ロボットの動きを邪魔しないなめらかな屈曲を可能にした。1モジュールあたり±15度までのねじれに対応する。
 標準外径46×内径37ミリのホース状になっており、カバーを開く設計にすることで、ケーブルの収納を容易にした。長さは、1m2m3mをラインナップ。オプションのジョイントカバーで継ぎ足しもできる。
 旺盛な自動化需要を受けて、2017年に開発に着手。展示会やユーザーテストの意見を反映し、量産体制も整ったことから販売に踏み切った。メーカー希望小売価格は1㍍タイプで2万円。中国や台湾などの特許も順次申請・取得しており、今後は海外の販売も強化する。
 企画開発課の面(ほほつき)修課長は、「インシュロックやスパイラルチューブでまとめることが多いが、それでは保護やケーブルの自由度に難がある。その点を解消した。カバーを開いて入れるだけなので、既設のロボットにも導入しやすい。反響を見極めながら、長さ、内径などのラインナップ拡大も検討していきたい」としている。

2020225日号掲載)