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高松機械工業、本社で自社展

Y軸付き旋盤など披露

 高松機械工業は1126日までの3日間、石川県白山市にある本社内でプライベートショーを開催した。新型コロナウイルス感染症対策として、時間帯ごとに定員を設けて実施。自動化、工程集約向けのCNC精密旋盤を中心に展示した。
 最新機種として、8インチクラスにミーリングとY軸を搭載した精密旋盤「XT8MY」(来春発売予定)を披露した。完品複合加工の特徴を生かすことで、EVなどの新たな市場を開拓するのが狙い。クラス最小のスペースで最長353㍉のロングシャフト加工が可能な点を実演で見せた。
 ヘリカルミーリング、外径重切削、エンドミル高速加工に加えて、来場者の注目を集めたのが高圧クーラントによる切りくず処理だ。14MPaまで高めることで、切りくずを分断するだけでなく、刃物の延命と加工条件アップを可能にした。
 高速クーラントユニットを設置したトクピ製作所の森合主税社長によれば、「ポイントは流量とノズル径。個々のメリット以上に、生産性が上がることで得られる利益に大きな価値がある」という。
 1台に3つの主軸を搭載した倒立形CNC精密旋盤「XV3」は、多様な工程の集約が可能なうえ、省スペースに設置できる点をアピールした。会場奥には、同社FAシステム部の提案として機械間に協働ロボットを設置してワーク搬送する様子を見せた。
 プライベートショー終了後も、約2週間は事前予約制で個別に見学を受け入れる予定という。高松宗一郎社長は「JIMTOFが中止になった時点で開催を決定した。WEBによる提案も含めて『何が正解か』を検討しながらお客様との接点を増やしていきたい」と話していた。

20201210日号掲載)