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イグス、垂直多関節ロボ用ギアボックスなど発表

同社製ロボへの使用も予定

 独・イグスは34日、ケルンの本社と日本、韓国の3拠点をつないだデジタルカンファレンスを開催した。カンファレンスは日本法人(北川邦彦社長・東京都墨田区)の設立30周年を機に行われたもの。ドイツ本社内の展示ブースから発表を行ったアーチャー・ぺプリンスキーCEOは、バーチャル展示会やオンラインガイドツアーなどオンラインを活用したPR活動に注力した結果、現在までに約10万人のユーザーの参加があったことを紹介。「(オンラインガイドツアーなどのこのような状況下においても、この展示ブースから我々の使命である『Tech up…Cost down』を発信していきたい」と語った。
 カンファレンスでは、複数の新製品も発表された。そのうちのひとつ「モジュラー式ギアボックスキット」は、垂直多関節ロボット用のポリマー製波動歯車装置。昨年発表された軽量な波動歯車を採用したことで「総重量8㌔グラム以下のロボットに適している」といい、無人輸送システムや7軸ロボット、ドローンなどでの活用が想定される。同社の垂直多関節ロボット「ReBel」の新バージョンでの使用も予定されているという。「(新しいギアボックスをReBelに採用することで)ロボットは大幅にスリム化され、パワーエレクトロニクスを搭載した統合型BLDCモータによりコスト効率が高くなる」(同社)。
 その他、昨今の業績についても言及した同社。日本法人は現在「良い意味でのリバウンド状況にあり、非常に忙しくなってきている」という。同社は「日本市場は中期的には現状の売上の10倍はいく」と成長を見込んでおり、北川社長は「新型コロナウイルスの変異体が多大な悪影響を及ぼさない限りは、この忙しい状況が続くと見ている」と話した。

2021325日号掲載)