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OKK、立形MCシリーズ刷新

OKK(株)

短納期対応、操作性向上も

 OKKは、立形マシニングセンタ「VMシリーズ」をモデルチェンジした。機械構成要素(モジュール)として生産できるように、設計レベルの見直しを進め、リードタイムを約3分の2に短縮。部品の共通化とともに、操作性の向上も図った。
 VMシリーズは、2020年時点で約3600台の出荷実績がある主力機種。高い機械剛性によって得られる切削能力が受け、幅広い層で使われている一方で、「機械の短納期が要求される現在において、受注から出荷までのリードタイム短縮が課題となっていた」(OKK)という。
 ラインナップとして、「VM43RⅡ」(テーブル作業面800×420ミリ)、「VM53RⅡ」(1050×560ミリ)、「VM76RⅡ」(1550×760㍉)を展開する。日常点検機器の位置を機械背面に集中させることで保守作業を容易にした。旧モデルでも定評のあった接近性をさらに向上させたのも売り。さらに、正面扉は天井部まで大きく開口させ、扉開閉のレールもなくすことで、クレーンでのワークの積み下ろしをスムーズにした。
 コラムとベース結合部の幅は1.3~1.5倍に拡大。コラム単体剛性を大幅に高め、「さらなる高レベルな機械剛性を実現」した。熱変位対策として、50番ギヤ仕様主軸への冷却構造を強化し、ヘッド前面にも冷却油を循環させる構造を加えている。
 独自の環境熱変位補正「ソフトスケールCube」も標準搭載。主軸端面は2面拘束主軸(BBT)を採用したほか、標準主軸仕様を最大8千回転(185/15㌔ワット)まで引き上げている。

20211025日号掲載)