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永大産業、内装建材ラインナップ拡充

スライドインドアの製品イメージ

トレンドカラー取り入れブランド力強化

 永大産業は6月、室内ドア製品や内装建材のリニューアルとラインナップの拡充を相次ぎ発表した。
 高齢者施設や園舎向けの内装建材「セーフケアプラス」は、6月末に室内ドアの一部デザインを改廃するに伴い、自閉タイプやスライドインドアをリニューアル。収納では吊戸棚やキッズタイプのロッカーを追加した。
 自閉タイプの吊り戸は従来製品に比べ初期開放力を半減し、誰でも軽い力で開けられるように仕様変更した。車イスの方でも使いやすいように配慮したスライドインドアは、押すだけで開けられる。吊戸棚はシューズボックスとも組み合わせ可能で、園舎向けのロッカーキッズタイプはアクセント背板もオプション対応する。
 これらの製品追加と仕様変更を機に、市場浸透を図るとともに非住宅分野におけるシェアの拡大を狙う。
 セーフケアプラス製品および内装建材「Skism(スキスム)」ブランド製品においては、昨今の多様なインテリアスタイルに対応するため、デザインのラインナップを拡大。トレンド色の「ライトグレージュ」柄を取り入れた室内ドア、フローリング、シューズボックスなどの製品をはじめ、清潔感のある上質な「ノーブルホワイト」柄や銘木の持つ風合いを再現した木目柄「フォレスタシリーズ」といった色柄を822日に新たに追加する。
 「お客様が室内空間を自由にカスタマイズできるデザインを数多く用意し、Skismブランドの強化を図るとともに販売拡大につなげていく」(同社)。

2022725日号掲載)