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DMP、ドローン向けAI認識モデル

単眼で距離測定と物体検出

 ファブレス半導体ベンダーのディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)は、産業用ドローン向けに単眼カメラによる距離測定と物体検出のAI認識モデルを開発した。点検、観察、航空測量、放送、肥料・農薬散布などで、ドローンが障害物にぶつからないようにするのが目的だ。
 AI認識モデルは、ドローンの離陸時に前方の物体と物体までの距離を検出(飛行時は前方と前下方に対応)。離陸する際、カメラの角度による物体の見え方に関係なく、物体の種類を判別し、距離を測ることができる。
 単眼カメラで距離推定しているのが特長。物理的にカメラ1台で済むため、省スペースとコスト低減が図れるうえ、事前のカメラキャリブレーションも一切不要。「単純に動画させあれば、画素単位の緻密な距離画像とカメラの移動軌跡が得られる」という。
 車、ボート、鉄塔、家など、様々な物体を認識するモデルと組み合わせることで、認識した特定の物体までの距離を推定する。DMPは、ロボティクス分野の自律化・省人化に向けた技術開発に注力しているところ。自動位置推定と環境地図作成を同時に行う「SLAM技術」、距離推定のAI認識モデルを通じて、顧客の自立・自動化を進める考えだ。

2021310日号掲載)