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工作機械2月受注額 1056億円

19カ月ぶりに1千億円超

 (一社)日本工作機械工業会が3月23日に発表した今年2月の工作機械受注総額(確報値)は、前年同月比36.7%増の1055億9300万円と、19カ月ぶりで1千億円台に回復した。月間受注額は昨年5月の512億円をボトムに、その後、二進一退で回復を辿っていた。2月の結果は、昨年5月実績のほぼ倍の受注水準にあたる。 
 日本工作機械工業会では、製造業における景気持ち直しの動きは今後も継続すると期待しており、設備投資動向についてもポジティブな見方を崩していない。
 コロナ感染症や国際情勢の影響など懸念材料は残るが、好不調を分けるとされる月間1000億円ラインを久々に超えたことから「回復基調が鮮明になる」と期待する関係者は多いようだ。