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日東工器、電動ドライバ「デルボ」

日東工器(株)

URロボット社認証取得

 日東工器(小形明誠社長)の電動ドライバ「デルボ」DLV45Cが、ユニバーサルロボットの周辺機器UR+製品として認証された。UR+製品はユニバーサル社製協働ロボットとプラグアンドプレイで使用可能な製品群を指す。
 電動ドライバ「デルボ」はトルク管理可能なねじ締め機。出力トルクは0.6~4.5Nmに対応。最大30通りのトルク設定が可能で、さまざまなねじ締め条件に対応可能。また9段階の回線速度調整機能、3段階の自動速度可変機能を搭載しておりパソコンやスマートフォン、プリンタなどの電子機器や自動車部品など幅広い組み立て作業現場で活用されている。
「従来、手動で行っていたトルク設定などをURロボット用のソフトウェアURCapを用いてプログラミングできるため、ロボットに不慣れなユーザーであっても速度やねじ締めモードなど必要な項目を容易に設定することが可能」(日東工器)
 ユニバーサルロボット日本支社の山根剛代表は「機械工具を販売する日東工器は以前から産業用ロボット専用の『手持ち』機械工具による自動化提案をしていますが、今回、日東工器の電動ドライバがUR+製品に加わることで、これまで手作業だったねじ締め工程の自動化が可能になり、ユーザーの作業環境の改善や品質向上に繋がることが大いに期待される」と語っている。

20211210日号掲載)