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タカラスタンダード、AGFと自動倉庫を導入

滋賀と福岡の物流センターに

 タカラスタンダードは滋賀物流センター(滋賀県甲賀市)と福岡物流センター(福岡県鞍手郡)に自動倉庫などを導入した。滋賀物流センターでは4人分の作業削減ができたという。
 同社はドライバー不足などの課題を解決する物流改革の一環として、2017年に福岡物流センターを完成。3面に設置したトラックバース(接車したトラックが荷物の積み降ろしに使うスペース)や垂直搬送機と連結した自動倉庫、デジタルピッキングシステムなどを導入し、同社の目指す物流センターのモデルケースとなった。
 この自動倉庫は上階でピッキングされた商品を垂直搬送機に積み込むとそのまま自動で1階の倉庫に格納され、格納場所が自動で管理される。商品取り出しがスムーズになることに加え、上階の作業者が仮置きスペースが空くのを待つ時間もなくなった。そこで滋賀物流センターにも同様の設備を導入。仮置き可能な量が従来の約2倍になり、上階の作業者の手待ち時間を大幅に短縮した。
 福岡物流センターには一部の出庫作業用に4500万円を投じてAGF(無人搬送フォークリフト)を導入。自動倉庫・垂直搬送機・AGFを連携させることで、夜間、物流センターが無人になる時間帯に作業を完結させ、リフトマン2人分と補助者1人分の作業時間を2時間短縮した。同社は他の出庫作業にも展開を検討し、「さらなる場内作業の終了時間短縮に繋げるとともに、他物流センターへの展開も視野に入れる」としている。

2021425日号掲載)