同期制御のマシニングに「マイクロフロートタッパー(微少伸縮)シリーズ」
同期制御マシニングセンタの「同期ズレ」を微少伸縮により補正。タップ寿命の延命や精度の高いネジ山形成を可能にする「マイクロフロートタッパー」シリーズを紹介します。
マイクロフロートタッパーシリーズ
1. 長年の実績と操作性に優れた 「HA-M-OHC型」
・タッパーのロングセラー「SAシリーズ」のラインナップで、TC-MO型コレットを使用した、微少伸縮タッパー
・タップ、タップコレットの交換もワンタッチ
・操作性と工具干渉に優れたTC-MO型、TC-L-MO型を使用
・標準でセンタースルークーラントも使用可
・MQL(ミスト)にも使用可
・M3〜M36の広い守備範囲
2. タッパーの操作性とコレットチャック並みの振れ精度を誇る 「SSR-OHC型」
・CAシリーズの微少伸縮タッパー
・タップコレットは標準で6種類の長さを持つ、TCAシリーズを使用
・標準サイズより180ミリも長い「L+90」コレットでも、独自のクランプ方法によりタップ先端の振れ精度0.1以下を実現
・タップ交換は従来同様、ワンタッチで可
工具長の補正も不要
・もちろん、センタースルークーラントも使用可
・M2〜M27に対応
3. 高速回転、高圧クーラント対応 M1〜12に対応 「ESS型、ESS-OHC型」
・RFシリーズの微少伸縮タッパー
・ER-GBコレット使用により、0.02以下とコレットチャック並みの振れ精度が可能
・M1〜3用のESS103型とM3〜12用のESS412-OHC型の2機種
・ESS412-OHC型はセンタークーラントスルーにも対応
・穴付きタップはもちろん、通常のタップ取り付けによる「コレットスルー」も可能
・超硬タップによる高速加工も安心