形鋼加工ライン Simple DASP
Simple DASP(シンプルダスプ)は、孔あけと切断に特化した形鋼加工全自動ライン。ドリルマシンとバンドソーマシンをタンデムに配置することにより、ライン全長が短縮されるので工場の省スペース化を実現。ラインの加工データは一元化されており、CADデータを活用して事務所でプログラムを容易に作成できるうえ、ひとりのオペレータでラインを操作できるので省人化が図れる。
ドリルマシンCUDシリーズは左・上・右の各ユニットにATC(自動ツール交換)装置を備えており、それぞれ5種類のツール交換が可能。径の異なる孔あけだけでなく、専用ツールに持ち換えれば、溶接前工程のうち手間のかかるレイアウトマーキングが自動で行える。
バンドソーマシンは前45度・後60度まで旋回するので幅広い角度切断に対応。材料両端と中間の端材、短い製品は端材処理装置でライン上から払い出す。また、短くなった材料はグリッパで引き出して後端の切断まで自動で行う。
加工能力が最大幅1000?_リと1300?_の2タイプを揃えている。