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【ロブテックス】現場に適した締結のカタチ、提案中

消耗品から自動化システムまで

進化を遂げるロブテックス(TEL.072-980-1111)のファスニング(締結)システム。ハンドリベッターから自動リベッティングシステムまで多岐にわたる製品を取り揃え、「現場に応じた締結のカタチ」に細やかに対応することで実績を伸ばしている。同社ファスニング事業の強みについて、国内機工ルート向けのファスニングシステム販売の統括担当である松本理士氏に聞いた。

ロブテックス 
モノづくり事業本部 第一営業部 
ファスナー政策総括担当 担当責任者 松本 理士 氏

ファスニングシステムを多角的に展開されています。事業の強みは。

「一言で表現すれば、幅広い製品ラインナップに裏打ちされた提案力でしょうか。消耗品はブラインドリベットから橋梁等で用いられるワンサイドボルト(グループ会社のロブテックスファスニングシステムで販売)まで、リベッターもハンドやエアー、コードレス、さらには自動供給用のオートリベッティングユニット(ロボット組み込み用)に至るまで幅広く取り揃えており、要望されるシステムに即した提案ができる総合力が強みです。カスタマイズ需要にも広く応えていますし、国内生産の強みを活かしてサービス対応もレスポンス良く行えます。商品スペックもさることながら、そういったソフト面も他社との差別化要因になっているのでは」

近年はロボットを組み合わせた自動リベッティングシステムにも注力されていますが、難しさは。

「自動化システムは受注までに打合せを重ねる必要があり、予算取りも含め進行に時間がかかります。また営業のやり方も手で扱う工具とは違い店頭に陳列したり、カタログを見ていただいたりするだけでは販売に繋がりにくいですね。必要とされている、もしくは、されるであろうユーザーへの投げかけや問いかけが重要だと考えます。動画や展示会で認知度を向上させ、問い合わせをいただいて一から仕様を決めていく。つまり、汎用工具とは商売の流れがまったく違うというのを我々も痛感しているところです」

自動化システムの需要動向はいかがでしょうか。

「申し上げた通りの難しさはあるものの、問い合わせ件数は去年から格段に増加しています。進行中の案件も多く、今期も既に数件は納入を終えるなど実績も伸びています。PR活動による部分もあると思いますが、現場の人手不足やコロナ禍による自動化需要の高まりも要因ではないでしょうか。ロボット組み込み用ヘッドユニット『ARU211M』も動力部が一体化するなど従来品から進化を遂げており、可動域の制約になっていた油圧ホースが不要で取付の自由度が向上しました」

昨年にはコードレスリベッター「R2B1」も発売されましたが、反響は。

R2B1はコードレスながら性能を追求したことで、市場から高く評価いただきました。エアーリベッターと同等のリベッティング速度で、特に数を多く打つ現場で重宝いただけるのでは。日本でも欧州に続く形で工場のエアレス化が進みつつあり、そういったコードレス需要に即した製品と自負しています。バッテリー性能も向上させ、1充電あたりのリベッティング本数が向上するなど実用性に磨きがかかりました」

さらなる拡販を期待される製品を挙げるなら、このR2B1でしょうか。

「特定の製品を伸ばすというよりは、ユーザーの要望に応えられるだけのアイテムを幅広く取り揃えてそれを面で押し上げるイメージです。ツールはあくまでお客様が選ぶものですから、その現場に適した締結方法が提供できるか否かで他社と差が生じてしまいます。その点、弊社にはリベッティングに関しては柔軟に対応できるだけの製品が揃っていますので、『リベットからツール、自動化システムまですべてロブスターにお任せください』とお伝えしたいですね」