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新富士バーナー、火に親しみ火を学べるトーチ

工芸やホビーに最適

 炎の総合メーカーとして、安心・安全に使える道具づくりを続けている新富士バーナー。アウトドアブランドの「SOTO」だけでなく、トーチや草焼きバーナーなど燃焼製品で知られる。
 同社は炎を身近に感じることの少なくなっている現代に問題意識を持ち、「Hiiku・火育(火に親しみ火を学ぶ)を通じて次世代の環境を創造する」をテーマに、その魅力を伝えていこうとしている。近頃力を入れているのは、防災とアウトドアだ。防災では、災害への意識の高まりから、いざ自分自身が被災したときや何かあったときのために、適所で安全・確実に炎を使う方法を学び、アウトドアでは、大人から子供まで炎を使っていろいろな楽しみ方があることを、キャンプや焚き火などの活動を通して知ってもらうことを目指している。炎は危険というイメージがあるが、正しく使用すれば魅力や活用法にあふれており、より身近な存在として認知してもらおうというものだ。
 そうした中で、炎を使って様々な細工作業を行うことができる小型トーチの「RZ-511CR」は、炎でできることの新たな一面を知り、その活用可能性を広げることのできる製品だ。作業に合わせて炎温度を800から1300℃まで無段階に調整できるとともに、極細集中炎は彫金などの工芸やホビーといった細かい作業での使用に最適。スタビライザーとホールド機能を使用すれば、手を放した状態でも使える。燃料充填式のためコンパクトで扱いやすいのも特徴だ。

2022210日号掲載)