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ラピュタロボティクス、東京・木場にデモ施設併設の新オフィス

ピッキングシステムを体感できるデモ施設

 ピッキングアシストロボット・システムなどを開発するラピュタロボティクスは東京・木場に新オフィスを開設。628日に報道向けの内覧会を開き、施設の紹介に加え、ピッキングロボットシステムのデモ運転、社員食堂での試食会を行った。
 モーハナラージャ・ガジャンCEOは「駅からのアクセスがよく、デモスペースも設けているので、より大きな空間で我々の製品を体感いただける」と説明。新設のデモ施設は約400平方㍍(既存のオフィスの約2倍)の広さを持ち、20~25台のピッキングアシストロボットが常備されている。執行役員の森亮氏は今回のデモ施設開設の狙いについて「体験・体感する」「物流倉庫作業の理解」「群制御技術の可視化」の3点をあげ、「実際に体験していただくことが最大の狙い。群制御を用いたピッキングシステムは理解が難しい部分がある。見て・触ることで導入をイメージしていただける」と述べる。
 同社の160人を超える従業員のうち半数以上が日本人ではない。国籍も20カ国と様々だ。そうした状況から社員食堂を開設。多様な食文化に配慮し、毎日異なる肉料理と魚料理に加えて、ベジタリアンフードなども用意する。担当者は「社員の中には初めて日本に来る人も多くいるため、昼食だけでも身体に良いものを食べてもらいたい」と話す。

2022710日号掲載)