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クリナップ、システムバスルームを20年ぶりに刷新

全ての世代が安心して使える機能を採用した「SELEVIA(セレヴィア)」

リビングのようにくつろげる空間提供

 クリナップは21日、20年ぶりにシステムバスルームを全面的に刷新。中高級価格帯の「SELEVIA(セレヴィア)」と普及帯の「rakuvia(ラクヴィア)」を新たに発売した。システムキッチンで展開してきた「『水まわり』はもっと自由にリビングに近づくべき」との考えをシステムバスルーム(SBR)にも展開。キッチンで培ったリビングのように家族が快適に過ごせる空間づくりを「リビングバスルーム」としてSBRにも持ち込んだ。
 一方で、従来から課題とされてきた同社独自の施工方法や外寸を、業界標準であるジョイナー構造の採用や設置寸法1670㍉への対応で解消。加えて、同社SBRの特長であった業界1の保温性や部材の耐久性、安全性に優れた「足ピタフロア」などはそのままに、リビングフロアと意匠性を接続しやすい加飾フロアを標準採用。従来よりも自然な姿勢を維持しやすいハイカウンターの「とってもクリーンテーブル」や、業界初となる4機能(除湿乾燥・微冷房・微暖房・換気)搭載の「乾爽!除湿ファン」(5月発売予定)などを用意し、リビングのような居心地の良い空間づくりに余念がない。
 併せて、洗面化粧台も新たに2種(「ELVITA〈エルヴィータ〉」と「rakutowa〈ラクトワ〉」)追加。同社の竹内宏社長は、近年キッチンの印象が強まっていることに触れ、「以前のように水まわりのクリナップと言われるようしっかりとやっていきたい」とし、現在、87%13%程度であるキッチンとサニタリーの売上構成比を10年前程度(81%19%)に戻していくと意気込みを示した。

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(写真=竹内宏社長は「本年は当社にとってサニタリー元年」と意気込みを見せた)

2024210日号掲載)