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空気清浄機 「窓の正面の隅」設置が効率的

空気清浄機の置き場所。外の空気とともに窓から部屋に入ってきた花粉は、窓の正面の壁にぶつかり壁に沿って左右に広がるため「A」に置くのが最も効果が高いという。

ダイキン調査

 空気清浄機は空気の入る窓の正面の隅に置き、風量を大きくすることが効率的——。そんなシミュレーション結果をダイキン工業が318日、ウェブコンテンツ「上手な換気の方法~住宅編~」(https://www.daikin.co.jp/air/life/ventilation/)で窓開け換気時の花粉対策を公開した。
 コロナ禍の新しい生活様式として引き続き「換気」が求められているが、換気と花粉対策の両立が課題だ。そこで同社はグループの技術開発のコア拠点であるテクノロジー・イノベーションセンター(TIC)で、気流の解析ソフトを使ったシミュレーションを行った。
 また同社が全国の男女529人を対象に2月に実施した「花粉シーズンにおける空気清浄機の使用法に関する意識調査」では、春の花粉シーズン(24月)に空気清浄機を使っている人は37.6%で、内閣府発表の空気清浄機の全国普及率(39.3%)に近かった。空気清浄機を部屋のどこに置いているかを聞いたところ、回答数が最も少なかった「空気の入ってくる窓の正面の隅」がシミュレーション結果では花粉の吸い込み量が最も多く、効率的であることが分かったという。

2021410日号掲載)