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TAKUMI、1t可搬の低床型AGV

操作はリモコン、建設現場に提案

 自律搬送ロボットの製造を手掛けるTAKUMI(福岡市中央区)は、可搬重量1㌧仕様の搬送ロボット「低床型1tAGV」の販売を開始すると発表した。人手や荷役機器で搬送を行うことが多い建設現場向けに提案。同製品で搬送を自動化し、現場の負担軽減を目指す。
 外観寸法は1050×900×160ミリメートル。前後左右に加えて斜め方向への走行やスピンターンが可能で、レイアウトに応じた運用が可能とする。リモコン操作のため作業環境に柔軟に対応できるほか、ユーザーの要望に応じてSLAMSimultaneous Localization and Mapping:レーザーセンサで周囲の状況を認識し、事前に登録した地図情報と重ね合わせながら搬送する)方式へのカスタマイズにも対応する。
 低床型1tAGVについて同社は「今後はニーズの多い建設現場にとどまらず、あらゆるシーンでより多くの資材を運搬できるよう各方面への導入を進めていく」としている。

2022125日号掲載)