日本物流新聞生産財と消費財の業界専門紙として半世紀を超す実績。
日本物流新聞社のWEBサイトでは、
ものづくりを支える工作機械、工具、ロボット、産業機器等の情報から、
ハウジングはじめ住まい・暮らしの様々なニュースをお届けしています。

検索

News

スギノマシン、ロボット動作を仮想で確認

デジタルツインをJIMTOFで初披露

 スギノマシンは11月より独セニット社の3Dシミュレーションソフト「fastSUITE」を使った自動化コンサルティングサービスを始めた。1113日まで東京ビッグサイトで開催されたJIMTOFでは、同社の5軸ローダー型産業ロボット「CRb020H5」とともにこのソフトを使ってデジタルツインを構築したシミュレーションサービスを提案。
 fastSUITEは実際のロボットと同様のモデルをソフトウェア内に構築し、動作シミュレーションを行うことで経路や姿勢の検討が行える。また、コントローラと接続しバーチャル空間でロボットの動作や干渉を確認することができ、現地立ち上げ作業を安全・スムーズに行うことが可能という。ロボットだけではなくシーケンサとも接続でき、PLCの処理もできるため、複雑な設備でも信頼性の高いシミュレーションを行うことができるのが特長。
 同社は「fastSUITEの導入で、バリ取り・洗浄から自動化・デジタルツインまで、ワンストップでトータルに提案できる体制が整った」と話す。

20221125日号掲載)