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ラピュタロボ、24年秋予定で日販に自動倉庫納入

自動倉庫「ラピュタASRS」

 ピッキングロボットソリューションなどを手掛けるラピュタロボティクスは1220日、8月に発売した自動倉庫「ラピュタASRS」が日本出版販売(日販)の新拠点(埼玉県新座市)に納入予定であることを明かした。
 日販は持続可能な出版流通の実現に向けて、グループ全体での「物流再編プログラム」に着手し、物流現場の課題解決に向けた取り組みを進めている。その一環として、ロボティクスの活用などによって高度化された新拠点の開設を249月に予定する。日販の新拠点開発準備室長の大熊祐太氏は拠点コンセプトを「物量増減に対して柔軟に対応できる」「人手不足や社会コスト増などの社会問題に対応する」「人と環境にやさしい物流センターを構築する」とし、そのためには「『最新技術によるロボティクス』が必要不可欠である」とコメント。ラピュタASRSの導入は「複数台のロボット群制御による圧倒的な生産性」と「ブロック工法によって導入後も需要に合わせた倉庫の拡張やロボットの追加が行え、あらゆる倉庫の形・大きさに柔軟に対応可能な点」が決め手とした。

2024110日号掲載)