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ブックオフ「捨て方」までデザイン

店舗入り口にはこけしや木彫りの熊が茶箱の上に陳列されていた

新宿に続き池袋にも出店

 ブックオフコーポレーション(神奈川県相模原市)は廃棄物の新たな活用を提案するモノファクトリー(群馬県前橋市)と共同で、不用品の「使い方を創造し、捨て方をデザインする」サービスブランド「REMARKET(リマーケット)」を413日まで京王百貨店新宿店6F特設会場に出店した。
 会場ではリユースギャラリーを中心に、黒電話やパタパタ時計といった昭和レトロなリユース商品の展示・販売だけでなく、跳び箱や太陽光パネルのアップサイクル品などの展示も行った。脱炭素社会におけるものとの新しい関係性を提案している。
 同社の小湊貴治広報担当マネージャーは、ものは捨てるタイミングが確実に来ると念押ししつつも、「出口を考えてものを製造・販売する時代になってきているのではないか」と述べる。その上で、REMARKETの取り組みを「これまで捨てられてきたものに新しい価値をつけて商品化し、捨てる以外の道に気づき、考えるきっかけになれば」という。
 420日から510日まで西武そごう池袋本店にも出店している。

2022425日号掲載)