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ダイキン工業、「ダイキンエコキュート」22年モデル

多彩な遠隔操作可能に

 ダイキン工業は「ダイキンエコキュート」2022年モデル(W型)20機種を発売した。スマートフォンアプリとの連携で利便性を向上させたほか、「業界最高の給湯圧力でシャワーや洗い物を快適にする」という。
 ルームエアコンや空気清浄機などのダイキン製品の操作もできるアプリ「Daikin SmartApp」で、エコキュートも扱えるようになった。湯はり・追いだきの遠隔操作以外に、タンク残湯量・設定温度の確認、湯はり進捗の見える化といった基本性能も実装させた。20223月のアップデートで、湯はりの時間予約、沸き増し、昼間シフト(太陽光発電の余剰電力を活用した昼間の沸き上げ)もできるようになる。
 223月に実装予定のエアコン連動機能は、アプリによる操作で、湯はりと同時に脱衣室のエアコンが自動で入るというもの。浴室内との温度差が軽減され、湯上りも快適に安心してゆっくり過ごせる。部屋のエアコンとの連動も可能だ。同時期に、給湯の長期不使用や蛇口の締め忘れを知らせてくれる遠隔見守り機能も追加する予定となっている。
 標準圧機(高圧給湯)の給湯圧力を210kPaに高めた。シャワーの体感圧力は従来比110%に。高圧機(パワフル高圧給湯)なら2カ所同時給湯が可能なため、風呂と台所で同時に湯を使える。
 お風呂をさらに快適にするアイテムとして、簡単な施工で取り付けられる「ウルトラファインバブルアダプター」も用意した。バブルのなかでも極めて細かい0.001㍉未満の「ウルトラファインバブル」を発生させる。微細な泡が全身を包み込むことで、身体が芯から温まり入浴後も湯冷めしにくくなる、角質層にまで水分が浸透し肌にうるおい感が出る、皮膚のしわなど細かいところまでやさしくすっきり洗いあげる、といった効果が期待できるという。

20211210日号掲載)