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中国ハイロボ、AGVを日本市場に投入

国際物流総合展INNOVATION EXPO 2023で実演するAGV「HAIFLEX」

自動ケースロボと協調

 中国深セン市で2016年に設立したHAI ROBOTICSの日本法人、HAI ROBOTICS JAPAN(埼玉県入間郡)は81日、ACR(自動ケースハンドリングロボット)と協調してワーク搬送ができるAGVHAIFLEX」を日本国内で発売した。
 HAIFLEXは最大積載量600㌔グラムと1000㌔グラムの2タイプある。LiDAR(レーザースキャナー)による障害物回避、自律的な充電機能を搭載する。新井守社長は「HAIFLEXACRが不得意としていたワークの搬送を行うことができ、かつACRと協調することができる。同じ保管エリアで保管できるワークの幅が広がることで物流環境はより柔軟かつ効率的になる」と言う。
 同社は913~15日に東京ビッグサイトで開かれる国際物流総合展INNOVATION EXPO 2023に出展し、HAIFLEXのデモンストレーションを実施する。

(2023年8月10日号掲載)