日本物流新聞生産財と消費財の業界専門紙として半世紀を超す実績。
日本物流新聞社のWEBサイトでは、
ものづくりを支える工作機械、工具、ロボット、産業機器等の情報から、
ハウジングはじめ住まい・暮らしの様々なニュースをお届けしています。

検索

News

停電時に使える石油ストーブ、安全に使う5つのポイント

(株)コロナ

コロナが紹介

 降雪などの悪天候で各地で停電が発生している。停電時にも使えるのが電源不要の石油ストーブだが、使用する際に気を付けるべきことがある。コロナが5つのポイントを紹介している。
 まずは灯油は新しいものを使用すること。「昨シーズンから持ち越した灯油や日光が当たる場所、高温の場所などで保管した灯油は変質しており、機器が故障する原因になるので絶対に使用しないで」と呼びかけている。また本体が汚れている場合は、やわらかい布でふき取ること。
 使用中は1時間に1~2回換気を行うこと。換気せずに使用し続けると酸素が不足し、不完全燃焼となり一酸化炭素などが発生して、中毒になるおそれがあるからだ。
 可燃物の近くで使用しないこと。カーテン、布団や毛布など燃えやすいもののそばで使用するのは危険だ。「衣類の乾燥にも使用しないでください。衣類が落下して火がつき、火災の原因になる」と訴える。石油ストーブは正しい距離を保つことも重要。「特に、前面と上部は1㍍以上あけてご使用ください」と言う。
 給油はストーブを必ず消して十分冷えてから行うこと。給油時は必ず消火してから、ストーブの温度が十分下がっていること(本体を手で触れるくらい)を確認して、火の気のないところで行う必要がある。「給油後は、給油口を下にして油漏れがないことを確かめてください。ゴミなどが給油口にはさまっていると、油が漏れて火災の原因になる」と注意を促す。

2023125日号掲載)