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コロナ、石油ファンヒーター全機種に省エネ運転搭載

(株)コロナ

石油ファンヒーター上位機種「FH︱WZ3623BY」(左)、石油ファンヒーター上位機種「FH︱WZ3623BY」(中央)、遠赤外線電気暖房機「コアヒートDH-1223R」(右)

オイルレスヒーター、遠赤外線電気暖房も

 コロナは石油ファンヒーター、オイルレスヒーター、遠赤外線電気暖房機の2023年モデルを8月下旬から順次発売している。日用品をはじめとした様々なモノの価格や電気料金が上昇しており、省エネ運転機能で節電につながることを訴える。
 石油ファンヒーター(8シリーズ・タイプ、15機種)は燃焼で生じた熱を再利用する方式のバーナーを搭載し、運転時の消費電力を抑える。上位機種のWZシリーズとVXシリーズ(大型タイプを除く)はDCモーターを搭載し、業界一の低消費電力を実現。G32タイプとminiタイプに最大火力を60%に下げて灯油の使用量を抑える「セーブモード」を追加した。これにより同社の石油ファンヒーター全ラインアップで灯油代の節約に貢献する運転が可能になった。希望小売価格は61380円から、およびオープン。
 オイルレスヒーター「NOILHEAT(ノイルヒート)」(2機種)は輻射と対流で空間を暖める。室温が設定温度に到達すると、自動でひかえめな運転に切り換わる「ecoモード」を搭載。これらの省エネ機能で1シーズンで約7700円の節約になるという(DHS-1523117時間運転)。オープン価格。
 遠赤外線電気暖房機「コアヒート」(3機種)はヒーター管から人体に吸収されやすい遠赤外線を多く放出するため、少ない電力でも身体のしんまで温める。1.8㍍先の離れた場所でも暖かさを実感でき、ダイヤルの暖房レベルを低くしても暖かく、節電にもつながるという。オープン価格。

2023910日号掲載)