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川崎重工業、サイクルタイム21%削減の汎用ロボ

最大可搬360㌔と410㌔を用意

 川崎重工業(東京都港区海岸1-14-5TEL.03-3435-2130)は510日、大型汎用ロボット「MXPシリーズ」を国内で発売した。生産性や品質向上に対する要求の強まりや人件費の高騰を背景に、ロボット導入への関心が高まっている。MXPシリーズは重量物のハンドリングや組み立て作業などで幅広く活躍する汎用ロボットとして、従来機種をより速く、コンパクト、広い動作範囲に進化させたもの。特にアームの軽量化と制振制御により、従来機と比較して同社の適用動作でサイクルタイムを最大約21%低減した。
 「MXP360L」と「MXP410X」の2タイプを揃え、それぞれ最大可搬質量360kg、最大リーチ3.2mと同410kg、同3.7m。今後シリーズの拡大と海外展開も順次進めていく。

2023525日号掲載)