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芝浦機械と三井不動産、マルチテナント型物流施設を着工

ZEB・DX化も推進

 芝浦機械と三井不動産は613日、芝浦機械相模工場(神奈川県座間市ひばりが丘)の一部敷地でマルチテナント型物流施設「MFLP座間」(地上4階建て、延床面積約134500平方m)を同日着工したと発表した。MFLP座間は東京と神奈川・静岡東部を結ぶ大動脈の国道246号線に面する約62810平方mの敷地に立地。ダブルランプウェイ、免震構造、全館空調を備え、20239月の竣工を予定している。
 MFLP座間は東名高速道路「綾瀬スマートIC」から約4.5キロ。JR線直通の相模本線「さがみ野」駅からは徒歩11分とアクセスしやすい。DBJ Green Building認証最高位の「5スター」と、年間の一次エネルギー消費を実質的にゼロとする「ZEB」認証を取得する予定という。
 DX施策も推進し、トラックの搬出入管理システムを標準設置し、入出庫時間を施設側とドライバーの双方が共通認識できるよう見える化することでドライバーの待機時間を軽減するほか、館内テナント間の連携による共同配送を後押しする仕組みを検討しているという。

(2022年6月25日号掲載)