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ASPINA、自律走行搬送ロボット(AMR)

ライン組み換えにも柔軟対応

 ASPINA(シナノケンシ)は、製造現場向け自律走行搬送ロボット(AMR)を開発。6月より試験販売を開始した。
 同AMRにはSLAM機能(自己位置推定と環境地図の作成を同時に行う機能)を搭載しており、工場内のマッピングは実際の走行場所を走らせるだけで自動作成を可能にした。最小回転径が700ミリと小さく、360度のスピンターンが可能なため、狭い通路や限られた場所でも自在に動ける。
 「自動ドア等、周辺機器との連携を含めて現場に合わせたアレンジも可能で、製造現場のラインに最適な形で搬送の自動化が実現できる。レイアウトが頻繁に変わり、限られたスペースで作業者と搬送機器が共存するような生産現場や工程でもお役に立てる」(同社)。
 進行方向に障害物を検知するとすぐに停止するため、人との協働も可能。停止したあとは状況を確認し、自動復帰し回避行動をとる。また、地図にない障害物がある場合は、目的地までの別経路を自動で再探索するなど、安全面にも配慮している。
 試験販売は10台を予定している。いずれも受注生産として、使用環境や条件等打ち合わせの上、製造リードタイムをとった後に工場に納品する予定。費用は、試験販売特別価格として相談に応じる。「試験販売前の打ち合わせ、および納入後のサポートを通して、協力企業様のご要望を反映させ、量産化に向けてさらに開発を進めていく」(同社)。

2021625日号掲載