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G-SHOCK×微細加工、コンテスト開催へ

微細加工工業会

 (一社)微細加工工業会(戸田拓夫会長)は120日から3日間、東京ビッグサイトにて開催された「ネプコンジャパン微細加工EXPO」に会員企業13社と共同出展した。
 注目が集まったのは、カシオのGSHOCKとのコラボ試作品だ。チタン・アルミ製のベゼル(風防パーツ)や湾曲したベルト部に切削加工でオリジナルの紋様を入れたり、凹部に準鏡面仕上げのダイヤモンドカットを施すなど、会員各社の微細加工技術でカスタム力をみせた。同工業会の内田研一事務局長は「次のステップとして秋ごろに、商品化を目指した微細加工のコンテストを開催したい。腕時計やジュエリー、ファッションなど徐々にカテゴリを増やせれば。会員各社の微細加工技術を分かりやすいカタチで見せることで、一般への認知を広めるとともに、設計者・技術者の想像力も刺激してBtoBの仕事拡大にもつながるのではないか」と話す。
 会員各社の加工技術を見せるコーナも圧巻。超薄板溶接技術を得意とするマツダ(静岡市)では板厚0.05ミリの板材12辺を溶接した1ミリ角のサイコロや、板厚0.2ミリの段付きパイプの肉盛溶接、微細切断・溶接技術を駆使した板厚0.1ミリのフィルター等を披露した。
 そのほか、キャステムでは医療など先端開発向けで注目されるマイクロ・ラピット・プロトタイピングで製作した、髪の毛(約100ミクロン)に載るサイズの戦艦大和を「樹脂に白金メッキを施した」と紹介。入曽精密では実際に遊べる0.99センチの金属製ルービックキューブを披露するなど微細切削・計測、マイクロハンドリング技術の成果を見せた。

2021225日号掲載)