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FOOMA JAPAN、6月に愛知で開催

690社の出展、7万人の来場を見込む

 (一社)日本食品機械工業会(海内栄一会長)は61~4日までの4日間、愛知スカイエキスポ(愛知県国際展示場)にて「FOOMA JAPAN 2021」(国際食品工業会)を開催する。
 今回展は「発想力が食の未来を変えていく。」がテーマ。2019年に開業した愛知スカイエキスポ全館(約6万平方㍍)を使用し、690社を超える出展者が原料処理から包装、物流まで、食品製造プロセスの全分野の最新製品・技術を数多く展示する。
 今回で44回目の開催を迎え、アジア最大の食の総合トレードショーと認知されている同展。昨年は大阪での開催を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大により中止となった。今年の6月に予定していた東京での開催は、オリンピック延長に伴い会場が使用できなくなった。展示会実行委員会の宮島昭治委員長は、「多方面から、地域を移してでもぜひ開催して欲しいとの声があり、コロナ対策を徹底して愛知県で開催する運びとなった。愛知県は製造業の事業所数・従業員数が日本第二位と、食品業が盛んな地域だ。また日本の中心部に位置しており、様々な地域からアクセスが良い。多くの方に来場していただけるよう、様々な企画を予定している」と話す。
 ウィズコロナ・アフターコロナ時代の食品産業の課題を意識し、自動化・省人化、長期保存技術、新たな製造加工法などを多く提案予定。加えて、Aホール全てを使用し、食品ロボットを一堂に展示する「ロボティクスゾーン」や、愛知県や知多半島の食材やなどのBtoB商談見本市、特別セミナーの開催も予定している。

2021325日号掲載)