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日本GLP、滋賀に賃貸物流マーケットを創出

 先進的物流施設プロバイダーである日本GLP(東京都港区、帖佐義之社長)は29日、滋賀県湖南市で物流施設「GLP栗東湖南」(総延床面積が約42千平方m)の起工式を行った。総開発費は約77億円、20233月の竣工予定。
 最大6テナントが入居可能の4階建てで、小規模なスペースニーズにも対応するマルチテナント型物件。高度なマテハン設備の導入をはじめとする倉庫の自動化で効率的なオペレーションを実現する。太陽光発電を設置し、グリーンエネルギーの購入を合わせることで再生エネルギー100%の達成を目標にするという。
 すでに賃貸面積の約34%を滋賀県に本社を構える企業と賃貸借契約締結済み。帖佐社長は「当社にとって滋賀県で初め0てのマルチテナント型物流施設となる。名阪エリアの中間に位置し、両都市圏への広域配送のみならず京滋エリアへの配送拠点としても恵まれており、物流拠点としてさらなる発展も期待できる」と言う。 

2022225日号掲載)