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シチズンマシナリー、オンライン自社展を開催

新機種やロボットシステムを披露

 シチズンマシナリーは23日から3日間、「シチズンマシナリー・オンライン・プライベートショー2021」を開催。動画を中心としたコンテンツで新技術・製品やサービスを紹介した。
 毎日1回のライブ配信では新機種のプレゼンをリアルタイムで行い、視聴者からの質問にも回答した。初日に初披露した自動旋盤「Cincom L20 XⅡB5」では、最新NC装置の搭載のメリットを説明。初の同時5軸制御、プログラム処理能力向上によるサイクルタイム短縮、正面・背面で利用できるLFV(低周波振動切削)などについて説明した。
 2日目には同じく新製品の主軸台固定形CNC自動旋盤ミヤノ「ANX42SYY」(最大加工径φ42ミリ)を披露。同機は2スピンドル・2タレットのバー材加工機で初めてLFV機能を搭載した。また、正面・背面主軸へのビルトインスピンドルモータ採用により応答速度が30%向上(ベルト駆動式機種との比較)したほか上下タレットへのY軸搭載により無駄なアイドルタイムも削減し、「加工テストでは同一ワークの加工時間を既存機種(BNE)に比べ10秒も短縮できた。ミーリング工程が多いほど効果が得やすい」と説明した。
 3日目には、今年4月から順次投入予定の「FAフレンドリーシリーズ」の第一弾として、協働ロボットを用いた「シチズンロボットシステム」2機種を紹介した。コンパクトで移動しやすい「オンカートタイプ」のデモでは、ロボットハンドの手首に搭載したカメラで加工後のワークの位置・姿勢を判断して掴み、カートの上で洗浄、エアブロー、全長計測を行ったのち、隣のカートに搭載したキャビネットにOKワークを収納して見せた。「ニーズに合わせてロボットで行う工程を選択でき、小型の生産ラインを構築できる」という。
 また「オンマシンタイプ」はチャッカーマシン(BNY)の上部に協働ロボットを搭載することで大幅な省スペース化を実現でき、レーザスキャナによるエリア監視で安全柵設置も最小限にできると説明。デモでは上部から機内に入ったロボが、サブ主軸から加工ワークを受け取り、メイン主軸に素材を供給した後、機外に加工ワークを整列収納する様子をみせた。

2021225日号掲載)