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北越工業、水素利用の次世代コンプレッサーなど3機種開発

水素専焼エンジンコンプレッサー「SHS110S」(写真左)、水素燃料電池式発電装置「FCG10S」

建設・測量生産性向上展で披露

 持続可能な社会(SDGS)の実現に取り組んでいる北越工業は、水素専焼エンジンコンプレッサーなどの次世代製品のコンセプトモデル3機種を開発した。526日まで千葉市の幕張メッセで開かれた「第5回建設・測量生産性向上展」で3機種を展示した。
 水素専焼エンジン搭載のコンプレッサー「SHS110S」(空気量毎分31立方㍍)はCO2排出を抑えることができる。バイオディーゼルなどを燃料としたエンジン発電機「SBG45S」(60Hzで出力45kVA)はB100燃料などを使用することで、CO2の排出量を削減する。燃料電池式の発電装置「FCG10S」(出力96kW)は水素を燃料とし、大気中の酸素と化学反応させることで電気を発生する。

2023625日号掲載)