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伊東電機、自社展「id−Fair」開催

会場の様子

機能別モジュールプラットフォームを提案

 伊東電機は229日と31日の2日間、愛知県の刈谷市産業振興センター(あいおいホール)にて「id-Fair~POWER MOLLER 運び方改革展~」を開催し、約500人が訪れた。
 同社の主力製品であるパワーモーラー(MDR)を駆動源とした機能別モジュールのプラットフォーム「idPAC」をはじめ、自動化、省人化の様々なソリューションを提案。2024年問題への対応が急務になっており、装置を見学しながら熱心に質問する来場者の姿が各所で見られた。
 担当者は「従来の仕分けシステムは能力を求めるとその分機械サイズが大きくなってしまい、価格や設置場所、工期の問題から、導入のハードルが上がってしまう」と説明。「idPACであれば、モジュールを自由に組み合わせられるので、現場のスペースに合わせて導入することができる。自社で物流倉庫を建てるのではなく、テナントを借りられる企業様も増えてきており、限られたスペースで能力を発揮できる同システムで手軽に自動化・省人化ができることを知ってもらいたい」と話した。
 5月には同社の技術を体感できるショールーム「イノベーションセンター」(兵庫)のリニューアルオープンを控えており、こけら落としとして「id-Fair」を開催する予定だ。その後も福岡、関東と開催する。

2024325日号掲載)