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ゼネテック、防災・見守りアプリ売上金を寄付

(株)ゼネテック

東日本大震災復興に

 ゼネテックは災害時位置情報受信アプリ「ココダヨ」の売上の一部を東日本大震災の復興支援に寄付する。
 同社では阪神・淡路大震災や東日本大震災をきっかけに、「災害時、一人でも多くの方を守りたい」との思いから、防災・見守りに適したスマホアプリ「ココダヨ」を開発した。
 同アプリは災害時の警報に連動、スマホによる通信が困難になる前に、登録メンバーの位置情報を自動で共有する。また平常時には子供や高齢者の見守りアプリとしても活用できる。20159月のリリース以来、継続的なユーザビリティの向上に取り組んできた結果、NTTドコモ「スゴ得コンテンツ」ランキングにおいて、200以上のアプリのなかで第3位を獲得したほか、2018年度の総務省「異能(Inno)vationプログラム ジェネレーションアワード部門」分野賞を受賞している。
 20223月時点での累計ダウンロード数は72万件を突破。利用継続率は98%と、ユーザーからも高い支持を得ている。
 「ココダヨ事業は着実に成長し、昨年、初めて通期黒字化を果たした。ユーザーの皆様の利用料は、大切な人の安心への『想い』であり、その一部を寄付することで、少しでも復興支援活動に貢献できればと考えている」(同社)
 寄付額は売り上げの約1%。寄贈先は東日本大震災の復興支援を行う非営利団体としており、現在寄贈先を選定中としている。

2022325日号掲載)