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ESR、神奈川県に4件目の物流施設

同社初の免震鉄骨構造採用

 ESR91日、神奈川県川崎市川崎区にマルチテナント型物流施設「ESR川崎浮島ディストリビューションセンター(川崎浮島 DC)」を831日に竣工したと発表した。免震鉄骨構造の4階建てで、敷地面積は32227平方m・延床面積69550平方m、総投資額は約240億円。同社の竣工プロジェクトとしては全国で27件目、神奈川県内では4件目となる。
 京浜工業地帯の中心部に位置する川崎浮島 DCは、首都高速湾岸線・東京湾アクアライン「浮島IC」より300mの至近距離にあり、東京都心・横浜市中心部へのアクセスに優れる。
 また、川崎港コンテナターミナルより7.5㌔メートル、横浜港大黒ふ頭より18㌔メートル、東京湾大井コンテナふ頭より15㌔メートルという立地で、陸海空による輸送インフラが整っており、幅広い物流ニーズに対応する。
 BCP対策として、非常用自家発電設備を設置し、トラックバースは手動で開放できるオーバースライダー、停電時でも作動できるシャッターを導入。停電時でも荷捌き等オペレーションを継続できる仕様となっている。
 スチュアート・ギブソン代表取締役は「川崎浮島 DCESR初の『鉄骨免振構造』を採用し、様々なBCP対策を講じた安心して利用いただける施設。加えて、近隣には214月に竣工した『川崎夜光 DC』、233月に竣工予定の弊社最大規模のプロジェクト『東扇島DC1』がある。この3プロジェクトを通じ、川崎市・近隣地域の雇用と経済の発展に貢献する」と述べた。

2022925日号掲載)