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タカラスタンダード、家事らくリフォームコンテスト開催

タカラスタンダード(株)

各部門の受賞者とタカラスタンダード重役ら

 タカラスタンダードは227日、リフォーム需要の掘り起こしを目的に実施している「家事らくリフォーム作品コンテスト」の全国表彰式をホテルモントレ大阪で開催した。
 昨年新設された新たな壁装材として人気のホーロー内装材「エマウォール部門」を含めた 3部門合計で過去最高の1462点の応募作があった。その中から「全国最優秀賞」「全国優秀賞」が選出された。
 表彰式で野口俊明専務執行役員営業本部長は「第一回は400件の応募だったが今回は1400件を超え18倍になった。応募作はユーザー様の声をしっかり拾っていただいたリフォームになっている」とあいさつした。

■過去最高の1462点応募

 キッチン&リビング部門の「全国最優秀賞」は、ナチュラルシックテイストなLDKを実現したベストホームが受賞。キッチンは「レミュー」、カップボードは「リフィット」と異なるシリーズをうまく組み合わせることでインテリア性を高めた点が評価された。
 浴室&サニタリー部門では、ユーザー自慢の庭を生かした提案が評価され、タカラ産業が「全国最優秀賞」に。ベンチ付きの浴槽でゆっくり庭が見られるなど、ユーザーの要望にとことん応えた点が評価された。エマウォール部門では、玄関に「エマウォール」を設置し、ユーザーの要望であったデザイン性と機能性の両方を実現したことが評価されシーエムシー一級建築士事務所が「全国最優秀賞」に選ばれた。
 ベストホームの藤本誠二代表取締役は自宅でも同社製品を使っているとし「ここ数年、会社の理念などに共感しタカラスタンダードとの関係が強まっている。ユーザー様が納得される製品が多い。価格勝負ではなく質の良さを訴求出来、会社の方針も価格から価値訴求にシフトしている」と話す。リフォーム事業をスタートさせてから、何とか賞を取りたいと毎年応募を続けた。昨年一年、2カ月に一回ペースでタカラスタンダードのショールームを使いイベントを開催したり、研修会や勉強会を通じ製品理解を深めて、今回の受賞となった。
 なお全国優秀賞はシーエムシー一級建築士事務所・樋渡建設(キッチン&リビング部門)、ジャスト・松田住宅機器(浴室&サニタリー部門)、光テック・静岡ガスリビング(エマウォール部門)となった。

2024310日号掲載)