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花粉対策の基本は吸わない・触らない・近寄らない

目の疲れ・鼻詰まりに効く 考える人のねじり〈石井氏監修〉 

天日干しは厳禁、乾燥機が活躍【リンナイ調べ】

 今年は暖冬の影響もあり、例年よりも早く飛散する花粉に既に悩まされている人も多いのではないか。リンナイがこのほど耳鼻咽頭科専門医の石井正則氏の監修のもと行った「花粉に関する意識調査」(全国男女1千人対象)によれば、春に悩む身体不調の原因の4割超が「花粉症」だという。そのうちの2人に1人が年々症状の悪化を感じており、肌トラブルなどに発展することも多いという。
 約4割の人が1日の内で花粉症の症状に悩まされる時間は1~3時間。症状が出やすい2~4月の90日間だけでも約270時間も悩まされている計算になる。特に花粉の飛散は日中に多いため、石井氏は「社会的損失が大きい症状とも言える」と話す。
 花粉症対策として重要なことを石井氏は「吸わない」「触らない」「近寄らない」の3点とし、「マスクやメガネを着用が特に有効である」とする。また、「洗濯物を天日干しをしないというのが大原則」であるため、室内干しや衣類乾燥機の使用を勧める。室内ニーズが高まる中、リンナイのガス衣類乾燥機「乾太くん」は累計販売台数100万台を突破した人気商品。天日干しをしないため花粉対策になるのはもちろん、衣類に付着した花粉中のアレル物質も軽減できる点も好評だ。
 それでも花粉症の症状が出てしまって、目の疲れや鼻詰まりの症状がつらい場合は、石井氏監修の「考える人ねじり」(上図)がおすすめ。
 「上半身にある筋膜刺激エリア・頭と首の境目に頭の重みで圧をかけることで、上半身の交感神経が優位になり、目の疲れはもちろん、鼻詰まりもすっきりする」(石井氏)

2024310日号掲載)