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連載 ジダイノベーター~未踏に挑むスタートアップ

ジダイノベーター Vol.21/瞬時にEVバッテリーの残存価値評価

電気自動車(EV)の更なる発展のためには、リセールバリュ(残価率)の明確化による中古市場の確立が重要だ。「EVには乗ってみたいが、売るとき二束三文だからなー」と二の足を踏む向きは多い。

ジダイノベーター Vol.20/軌道走行も可能なAMR

AGV/AMRが乱立する今、どの製品もそんなに変わらないとお考えではないだろうか。2020年設立のLexxPlussが手掛ける次世代搬送ロボット「Hybrid-AMR」には、積極的に選びたくなる特長がある。 Hybrid-AMRは、自律走...

ジダイノベーター Vol.19/高効率発電で静かな小型風車

世界における再生可能エネルギーの約50%を占める風力発電。脱炭素社会実現に向け太陽発電と並び、今後の伸長が目される。しかし平均風速や台風による暴風などで発電コストが高くなる日本では、風力発電は数%に留まる。 2030年には国内の風力発電市...

ジダイノベーター Vol.18/原子力機構で生まれたコア技術

スマホからEVまで、いまや人々の生活に欠かせない必需品となったリチウムイオン電池(LIB)。調査会社の富士経済は、LIB世界市場は2025年に2020年比1.8倍以上となる12兆3315億円に成長すると見込んでいる。

ジダイノベーター Vol.17/『落ちこぼれ』CO2吸収材で起業

2022年11月創業のスタートアップ企業「ベホマル」。非常勤1人を除けば西原麻友子社長だけの小さな企業が第8回滋賀テックプラングランプリで最優秀賞と企業賞2つをトリプル受賞した。大気中から二酸化炭素(CO2)を吸脱着するプラスチック製品「D...

ジダイノベーター Vol.16/「近接覚センサ」でロボットの指を知能化

カメラを用いた視覚センサやヒトの指の感覚を模した触覚センサが広く普及した。ロボットができることも飛躍的に増えたが、まだ万能とは言えないだろう。例えばカメラは透明物や鏡面体を認識できず、触覚センサは野菜などの柔らかい物を検知する前に傷つけてし...

ジダイノベーター Vol.15/プリント基板製造のニュースタンダードへ

プリント基板の一種であるフィルム状のフレキシブル基板は、自在に屈曲でき、PCやモニター等の電子機器の小型化に寄与する部品だ。その市場規模は2033年まで年間成長率10%超の拡大が見込まれている。 しかし「銅を積んで削る」従来の製法はムダに...

ジダイノベーター Vol.14/かくれフードロス削減で持続可能な社会構築

「食品ロス」や「フードロス」という言葉は、飢餓や環境問題が話題になるたびに注目を集めてきた。しかし、農林水産省の調査によれば、食品ロスはコロナ禍にあった2020年度でも520万トン以上も発生しており、削減に向けた取り組みの成果は十分とは言え...

ジダイノベーター Vol.13/コア技術+αを指向し、市場を広げる

重労働軽減を目的に生まれたアシストスーツ(装着型動作補助装置)の市場が伸びている。認知が進むなか、利用分野が介護から農業、製造、物流、建設現場などへと広がっている。富士経済は調査(21年版)で、2020年時点の世界市場51億円が25年に同1...

ジダイノベーター Vol.12/ガスを操るナノ素材をデバイス化 

世界中で削減が叫ばれるCO2と、資源として注目される水素・アンモニア。共通点はいずれもガス(気体)であることで、つまりガスを自在に回収・貯蔵できれば脱炭素と資源問題を解決する有効な手立てになる。この夢のような話を「MOF(モフ)」という素材...