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宮川工業、R面取り機をコードレス化

橋梁・造船中心に提案

 宮川工業は、電動式R面取り機から「コードレス電丸君」を727日に発売する。大型構造部材が組み上がった後の追加工、急な補修作業、発電機が持ち込めない現場など、電源が確保しにくいケースを想定して開発した。
 2016年に発売した「電丸君」の派生製品として、橋梁・造船業界を中心に提案する。水分や塩分による腐食を防ぐために、鋼板の縁端を面取りし、塗装を均一化させる必要があるためだ。船舶バラストタンク塗装性能基準(PSPC)対応製品として、超硬Rチップ付カッターで均一に仕上げられる点を特長に挙げている。
 営業部長の藤井崇取締役は、「サンダーでR面取りはできるものの、時間がかかるうえに、加工が安定せず、塗装ムラが起こりやすい。当社はR面取りに特化しているからこそ、適切な使い方の説明から故障時のフォローまで迅速に対応できる」と話す。
 コードレス仕様は、面取り量R3、重ね加工最小板厚9㍉、最小加工半径R17に設計した。本体重量は2.7㌔グラム(バッテリー別)。「切削抵抗も少なく、『ちょっとしたとき』に効果を発揮する非常に便利よい製品」(藤井部長)と太鼓判を押す。
 発売にあたって、今年5月からチラシにQRコードを掲載し、YouTubeで告知する取り組みを開始した。「あえて詳細な特長を伝えず、『進化系面取り機誕生』と期待してもらえる構成にした。R面取り機を使ったことがあるお客様にはデモ機を貸し出し、使ってことのないお客様には使い方から説明することで、コードレスの良さを伝えていきたい」とした。

2021725日号掲載)