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ヤマザキマザック、柔軟に運用できる5軸機

ワークサイズ、加工領域拡大

 ヤマザキマザックは、テーブルに搭載できるワークサイズと加工領域を拡大した同時5軸加工機「VARIAXIS i800 NEO」を発売した。イケール(治具)を利用したワークの多数個取りなど柔軟な運用が可能。主軸の移動速度を高速化することで、加工サイクルの短縮を図った。販売価格は税別5180万円から。年間100台の販売を目指す。
 最大積載ワーク寸法をΦ1000×415㍉(重量1㌧)に設計した。各軸の移動量はX750×Y890×Z600㍉。より高速な軸送りに対応する自社製の新型ボールねじを新たに採用することで、XYZ軸の送り速度を毎分48㍍まで高めた。工具交換装置は制御方式を改良し、次回に使用する工具の呼び出し時間を短縮している。
 CNC装置として最新の「MAZATROL SmoothAi」を搭載した。生産性と加工精度を高めるAI機能を標準装備。加工品の計測データ履歴をAIが深層学習することで、加工誤差の発生要因をパターン化し、自動補正することができる。AI適応制御で加工条件を自動変更してビビりを抑え、なめらかな加工面を可能にした。
 自社製CAMソフトウェア「Smooth CAM Ai」を使うことで、オフィスPC上に仮想マシンを構築。干渉チェック、加工時間予測、切削時の主軸負荷、切りくず排出量をシミュレーションし、加工工程の改善につなげる。
 多段パレットストッカシステムや横形マシニングセンタとの混成ラインなど、生産形態に合わせた自動化システムを構築できる点も売りにしている。同機導入後の後付け、既存システムへの接続も可能。多関節ロボットの運用を支援するソフトウェア「Smooth RCC」に対応しており、「加工スケジュールから必要なプログラムと工具を精査し、不足があれば作業指示として通知する」という。

20201210日号掲載)