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ユニバーサルロボット、UR+に産業用電動ドライバー認定

 ユニバーサルロボット(本社・デンマークのオーデンセ)の協働ロボットと組み合わせて使えるUR+製品がまた1つ登場した。ハイオスの産業用電動ドライバーだ。両社は27日、嵌合性の高い「インタトルク」ねじ(ハイオス製)を協働ロボットで締めつけたり外したりする動きを都内で実演して見せた(=写真)。
 UR+製品として認定されたのはスタンダードの「BLFシリーズ」(0.032.0Nm3機種)とエラー検出機能の付いた「PGFシリーズ」(0.2~2.8Nm3機種)。ハイオスは「力覚センサーのついたユニバーサルロボット製協働ロボットと電動ドライバーは相性がいい。押し付けが強すぎたり弱すぎたりして不具合が起こるのを防ぎ、人の手と同じような締め方ができる」(羽賀圭吾・国内営業FAシステム課係長)と言う。電装部品、自動車部品、空圧機器メーカーへの採用を見込み、初年度は100台の販売を目指す。
 UR+310社・410製品以上(日本では12社・17製品)に拡大。ユニバーサルロボットの6軸の協働ロボット(3~20㌔グラム可搬の5機種)は手首が3軸制御で柔軟性が高い。6軸すべてで±360度の自由度をもつのが特長(他社製は±150~270度が多い)。

2023225日号掲載)