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JR大阪駅北側再開発プロジェクト「グラングリーン大阪」に

プロジェクト名とロゴを発表する三菱地所の木村透執行役常務

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現在の開発状況

 JR大阪駅北側の約91000平方mの再開発地区、うめきた2期開発のプロジェクト名が「グラングリーン大阪」に決まった。ロゴと合わせて27日、開発事業者JV9社(以下JV)が発表した。
 代表企業である三菱地所の木村透執行役常務は「グリーンは、公園を中心として生まれる『自然と都市の融合』というテーマに加え、多様な人が集い、出会い、お互いの個性を生かし合うことで、いくつもの可能性を解放するなどの願いが込められている」と説明。ロゴには「有機的なフォルムで構成されたデザインは、街から生まれる多様な息吹を表現」したという。
 プロジェクトの最新状況も公表され、公園内に計画するネクストイノベーションミュージアムの運営事業者はトータルメディア開発研究所と野村卓也事務所に決定。JVと連携し運営する。天井の高さ15メートルの大展示室やイベント利用も可能なホワイエ、公園利用者・施設来館者が利用できる飲食・物販機能も併設する。
 大屋根施設の情報発信棟は凸版印刷がJVとともに運営する。2024年夏ごろに北街区のホテル・中核機能施設・商業施設などが先行開業予定。25年春ごろに賃貸棟全面開業、27年度に全体の「まちびらき」を目指す。木村常務は「ここに来ていただき緑に触れ、交流することで皆さんの生活向上につながる街づくりを目指す」と語った。

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最新の完成予想モデル

2023225日号掲載)