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山善ベトナム、ベトナム最大規模の自社展に222人

工作機械だけで24台揃えた会場

 山善ベトナム(本社・ホーチミン市)は62425日、ハノイ市にある同社展示場で内覧会を開いた。工作機械関連の出展に機械ユーザーやメーカーなど92社・222人が訪れ、工作機械メーカーによるセミナーも盛況だった。展示場は800平方㍍の広さを誇り、現地の企業が保有するものとしては最大規模という。
 二項該当機を含めバラエティに富む生産財が多数展示された。工作機械としてはオークマの大型マシニングセンタ(MC)やブラザー工業の小型MC、シチズンマシナリーの自動旋盤、複合加工機など計24台が並んだ。ミツトヨの3次元測定機、東京精密の粗さ計、カールツァイスの画像測定機などのほか、ツーリングや切削工具、洗浄機なども揃った。
 内覧会開催の狙いは「ベトナム新規企業の開拓」(山善ベトナムの太田左登司社長)。同社はベトナム人技師を多く雇用しており、「日系企業に対し、当社のベトナム人エンジニアがもつ技術力もアピールした。今後も同様の内覧会を四半期に一度の開催を計画している」と話す。

2022810日号掲載)