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MOLDINO、工具寿命延ばす新材種採用

(株)MOLDINO

「BR2P形」

金型向け新工具3製品発売

 MOLDINO(菊池仁社長)は420日、金型加工向けの新工具3製品をリリースした。
 アルファ高送りラジアスミル「TR4F形」は広い断面積と拘束面積を持つ独自のインサート形状で、一刃当りの送り量2㍉超の高能率荒加工を可能にした。切りくず排出性を高めたボディ形状により、「突き出し量の長い金型形状部の加工でも切りくずの詰まりや噛みこみを抑制する。ダイカスト金型や樹脂金型、プレス加工の高能率荒加工に向く」(同社)。
 ホルダはφ50~φ10012種類、インサート材種は5種類のラインアップを揃え、幅広い被削材に対応する。
 大物金型の荒・中仕上げ加工向けの新製品、刃先交換式仕上げ工具のアルファボールエンドミル「BR2P形」は、ねじれ切れ刃形状を採用。「従来品に比べて切削抵抗を低減し、ビビリ振動を抑制することで工具寿命を改善した。また切り込み量が増加しても切削抵抗の上昇を抑え、スムーズな加工を実現する」(同社)。また新材種「JS4030」を採用するなどボディ・インサート共に剛性を向上している。
 金型構造部の立壁・底面加工向けに新たに提案したのが刃先交換式仕上げ工具アルファポリッシュミルVタイプ「ASPVmini形」。インサートに快削性を高めた研ぎ付けブレーカを採用し切削抵抗を低減。工具突き出しが長い加工でも高い加工精度を維持する。
 「立壁仕上げには一般的にソリッドエンドミルが使われるが、深部の加工は工具のたわみによって狙い値に納まらず、何度も修正しなければならないことも多い。また再研磨による性能のばらつきも少なくない。新材種『TH308』を採用した『ASPVmini形』は耐摩耗性に優れ、高い面品位と精度を両立できる。ソリッドエンドミルからの置き換えを積極的に提案していきたい」(同社)。

2020425日号掲載)