日本物流新聞生産財と消費財の業界専門紙として半世紀を超す実績。
日本物流新聞社のWEBサイトでは、
ものづくりを支える工作機械、工具、ロボット、産業機器等の情報から、
ハウジングはじめ住まい・暮らしの様々なニュースをお届けしています。

検索

News

日東精工、ロボットでねじ締め

NXドライバT3搭載ねじ締めツールユニット

「UR+」製品認証を取得

 日東精工は、ユニバーサルロボット社の「UR+」製品認証を取得したねじ締めユニット「PD400UR」シリーズを830日に発売する。トルク範囲は0.56.0Nm。「ねじ締めユニットでは日系企業として初めての認証取得」という。
 ロボットに取り付けるユニットは、ねじフィーダからねじをピックアップし、あらかじめ設定しておいた位置に締め付けるというもの。ピックアップは、マグネット式、バキューム吸着式から選べる。狭いところにもアクセス可能で、各種アプリケーションにも対応する。
 高精度なねじ締めが可能な「NXドライバT3シリーズ/SD600Tコントローラ」を標準搭載した。締め付けポイントごとに、異なるトルク値や回転速度などを設定できる。16種類のプログラム保存が可能。さまざまな条件のねじ締めに対応する。
 プラグインソフトURCapNS SD600T」を新たに開発した。導入時のセットアップがティーチペンダント上で簡単に実施できる。コントローラに保存されたトルク値や回転速度などのパラメータを、ティーチペンダントからの直感的な操作・設定で変更できるようにした。
 目標トルクを入力すれば、最適な回転速度などを自動計算する「簡易設定モード」と、それぞれの値を独立して設定可能な「詳細設定モード」を用意している。

2021810日号掲載)