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スギノマシン、浄化ユニットサイズ半分に

搬送・洗浄・乾燥を1台に集約

 スギノマシン(杉野良暁社長)は、マイクロバブルで液中の汚れや異物を浮かせて除去する、フィルタ不要の切削油・洗浄液浄化ユニット「JCC-HM」の新機種を発売。また高圧水部品洗浄機「JCCシリーズ」の新機種「JCC 701 ROBO」を11月に発売する。両製品は「2020洗浄総合展オンライン」と「JIMTOF2020 Online」に出品する。
 JCC-HMは処理能力を向上し、装置サイズを従来機種の半分(幅540×奥行470×高さ370mm)に抑えた。浮上させた汚れを溜める分離槽も新設し、廃液の量を従来の5分の1まで抑えられる。販売価格(税抜)50万円~。年間販売目標100台。
 JCC 701 ROBOは、機内に自社製の防水仕様のスイングアーム式コラムロボットを搭載し、搬送・洗浄・乾燥の3つの機能を1台に集約した。ロボットのストロークは、前と左右の3方向に各1000ミリとロング。隣接する加工機や機械前方のコンベアにアクセスでき、1台で小規模な加工・洗浄ラインを構築できる。EV/HV車用部品や自動車部品の切粉除去などに活用できる。販売価格(税抜)1500万円~。年間販売目標50台。

20201110日号掲載)