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キタムラ機械、自動化容易な同時5軸MC

キタムラ機械(株)

傾斜軸と回転軸を直線配置

 キタムラ機械は46日、同時5軸制御横形マシニングセンタの新製品「SUPERCELL-800G」(=写真)を発売した。84年の発売以来、900セット以上の販売実績がある「SUPERCELLシリーズ」の最上位機種。パレットサイズは630×630㍉、最大ワークサイズは直径900×高さ700㍉、最大積載重量は1200kg、主軸回転速度は毎分2万回転、工具収納本数122本。主に、航空機、半導体製造装置、電力・エネルギー関連、建設機械・車輛関連の構造部品加工等の市場をターゲットにしている。
 最大の特長は、傾斜軸中心と回転軸テーブル上面が直線上に配置された5軸原点共有構造だ。パレット交換や工具交換の際の工具長補正等の各種補正値の変更が不要となり、自動化が容易で、加工時間の短縮と生産性の向上を実現する。新規設備時だけでなく、機械納入、稼働後であっても、21パレット仕様等のFMS対応や工具マガジン拡張が可能。生産状況の変化に応じていつでも完全無人化に対応できる。
 また、両端支持のトラニオンテーブル構造の高剛性と主軸剛性により、従来比60%アップの切削能力を誇る。毎分130回転の回転軸(B軸)が実現する旋削加工で工程集約ニーズにもこたえる。
 全駆動軸にはキタムラ独自のツインボールネジ・ツインサーボモータ同期制御を採用した。軸心冷却と超高精度・高分解能光学式スケールフィードバックを標準装備し、位置決め精度±0.002mm/フルストロークを実現した。1/1000度の割出が可能な回転軸は割出精度が業界最高レベルの±2秒で高精度加工を可能にする。独自開発のCNC装置「Arumatik-Mi」を搭載。顔認証による個人認証システムも搭載でき、同時5MCを安全・安心に稼働管理できる。

2021530日号掲載)