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ESR、湾岸線「幸浦IC」至近に2棟目の物流施設

ECや工業製品の輸出入に対応

 物流不動産の開発を手がけるESR(東京都港区)は61日、4階建てマルチテナント型物流施設「ESR 横浜幸浦ディストリビューションセンター2」を着工した。延床面積は195373平方㍍。敷地内に物流施設2棟を建設する計画の第2期として建設され、第1期として建設中の「ESR 横浜幸浦ディストリビューションセンター1」に隣接。竣工は20231月末を予定しており、投資総額は第1期第2期合計で約1000億円を見込む。
 同施設が位置するのは横浜市金沢区幸浦の、首都高速道路湾岸線「幸浦IC」から2.4キロメートル、横浜横須賀道路「並木IC」から約2.5キロメートル の地点。横浜中心部に近く、東京都心まで46キロメートルと需要増の続くECや工業製品の輸出入に対応できる。全館へのLED照明、環境配慮型照明システム、自家消費型太陽光発電システムの導入を予定するなど環境配慮型の施設とし、託児所や休憩ラウンジの配備も行う。
 同施設についてスチュアート・ギブソン代表取締役は「需要が旺盛な東京湾岸エリアにおいて、幸浦は本牧ふ頭にも近く、特に輸出入に携わる企業には港と物流拠点を結ぶ輸送コストを抑えられるなど多くのメリットを提供できる」とコメントしている。

2021625日号掲載